犬や猫をご家庭で飼われている場合、トイレをしっかりとしつけなければ悲惨な状況になってしまうでしょう。
部屋の中で当たり構わず、排泄をされてしまうと大変困りますし愛着を持っているペットに対して嫌気がさしてしまうかもしれません。
ですが、犬や猫に罪はありません。
しっかりとトイレをしつけることが飼い主の役割です。
Contents
犬の排泄について
自宅内外を問わず、トイレのしつけは必要です。
犬の場合、よく電柱に尿をかけている姿が頭に浮かびますが、外であるからしてはいいということではないと認識してください。
飼い犬の場合は、飼い主の責任です。
外でしてしまった場合も、しっかりと処理することを心掛けましょう。
犬はマーキングをする
犬は本能的に、テリトリーの主張や存在の誇示のために尿でマーキングする場合があります。
本能的なものだからと、思わないで外や公共物に排泄をさせるような真似は控えたほうがいいでしょう。
犬の尿の中にはウィルスが含まれていますし、電信柱も尿の影響で侵食されます。
また、道端で排泄をしている様相はまわりの人からしたら不愉快な気持ちになるものです。
犬にトイレをしつける
犬も個々に性格も違うので正解はないかもしれませんが、良いしつけ方と悪いしつけ方はあるものです。
犬にトイレをしつける方法を考えてみましょう。
まず観察する
はじめから飼い主の思惑通りにトイレをしてくれる犬は稀でしょう。
ですから、はじめは犬の様子をしっかり観察することが大事です。
食事を与えてどれぐらいでしたかや頻度やタイミングを掴むことがまず必要になります。
成功したら褒めてあげる
観察を行い、トイレをしたがっているタイミングであると判断ができたら、はじめのうちはトイレをさせたい場所まで連れて行ってあげましょう。
その上で、しっかりと排泄行為ができた場合は褒めてあげることが重要です。
場所を覚えるまで根気強く行えば、自然とトイレでするようになります。
失敗しても叱らない
状況によっては完全に叱ってはいけないとは言いませんが、トイレに失敗してしまった場合でも極力叱らないほうがいいでしょう。
犬は、失敗直後に大きな声で叱られてしまうとトイレ自体(排泄行為自体)をしてはいけない行為だと思ってしまう場合があるからです。
失敗した場合も冷静に対処することを心掛けましょう。
猫の排泄について
猫は犬に比べると比較的、トイレのしつけは簡単だといわれています。
何故なら、猫は砂の上に排泄するという習性をもっており砂のトイレを用意し一度そこで排泄をしてしまうと自然とトイレはここですると認識してくれるからです。
猫の放し飼い
猫の場合は、外に連れ出さなくても勝手に外に出ていってしまう場合があります。
また、意図的にそのようにして飼育している方もいることでしょう。
その際はどこで排泄行為をしているかわかりません。
公共の場などを猫が糞尿で汚染してしまっているかもしれない、と心にとめておいてください。
猫へのトイレのしつけ
猫は砂場に用を足す習性がありますので、「猫砂」を用意しトイレとして設置しましょう。
自宅で猫砂を用意した場所があれば、自然とそこで用を足すようになります。
猫の場合は、トイレの場所を教え込むというよりは、猫が快適に用を足せる場を提供することが近道になります。
理想的な場所
猫が好むトイレの場所は、風通しが良く落ち着く場所です。
また、猫は綺麗好きなことが多くトイレ自体が汚いと別の場所でしてしまう可能性もあるので清潔に保つ努力をしましょう。
観察は大事
猫も犬と同様に観察することが大事です。
1日に何階トイレに行き用を足したかなどを記録することで体調の変化にも気がつくことができるからです。
体調が悪そうな時は、犬猫の健康を支える為に!キングアガリクスを活かしてみようの記事も参考にしてみてください
犬猫問わずトイレは重要
一緒に住んでいく上で犬でも猫でもトイレのしつけは重要です。
同じ場所で共存してくわけですから、ペットと飼い主がお互いに心地よく生活を送れることが大切だからです。
動物は非常に繊細です。
しつけも間違った方法でやると逆効果でストレスになります。
正しい知識を持ち、しっかりとペットと向き合って生活をしていきましょう。
こちらの記事でもしつけに関する内容を紹介しているので参考にしてみてください!