犬の尻を絞る!肛門絞りの方法と実践すべき理由とは

いぬアイコンこの記事はわんちゃん用の記事です

あなたは愛のお尻のケアをしっかりしていますか?
お尻のケアの必要性を知らない人も多いと思いますが、
お尻のケアを怠ってしまうとわんちゃんのお尻を痛めてしまうかもしれません。

最悪の場合病気にかかってしまう可能性もあるので
大切な愛犬を守るためにも、この記事で知識を身に着けてください!

犬のお尻のケアってなに?

犬のお尻のケアっていうけど、お尻のケアそのものの意味が分からない。
肛門に便が付いていた時にウェットティッシュでふき取ってあげるケアもありますが
今回紹介するお尻のケアは肛門絞りです。

名前を聞くと何とも痛そうなケア方法ですが
特定の犬種、お年寄りの犬には飼い主のあなたがケアする必要のあるケアなのです。

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肛門絞りってなに?

肛門絞り、正確には肛門腺絞りなのですが
名前の通り肛門を絞るお尻のケア方法です。

犬の肛門嚢に溜まっている分泌液を絞るというケア方法になります。
物凄く簡単に言うと犬のお尻にある臭い液体を出してあげることを表しています!

なぜそんなものがあるの?

なぜ犬のお尻にそんな臭い液体が貯まる場所があるの?
それは犬の野生時代に関係しています。

動物は危険を感じると様々なアクションを起こします。
時には吠えたり、毛を逆立てたりしますが、動物の中には
臭いにおいを発して獲物から離れる生き物がいますよね。

臭い臭いを発する動物と言えば真っ先に浮かぶのがスカンクだと思います。
実は犬も同じように臭いにおいを出す習性があり(マーキングにも利用されていた)
現在は人間に飼われている犬が殆どなので昨日は退化してしまいましたが
臭いを溜める場所として残っているのです。

排出させなければいけない

通常はこの臭い分泌液は犬が便をする時に一緒に出ることが殆どです。

そのため、肛門嚢の溜まることは稀なのですが
年齢を重ねた犬だったり特定の小型犬は肛門の筋力が弱いため
自分で分泌液を排出することが出来ないことがあります。
(テリア系の犬種が肛門筋が弱い傾向があります。)

肛門嚢の中に分泌液が溜まってしまうと
最近の繁殖が原因で炎症を起こしてしまい
肛門嚢炎を発症してしまうことがあります。

愛犬がお尻を気にしていたり、お尻をこするようにして歩いていると
肛門嚢炎になっている可能性が高いです。

排便時に痛みを伴って泣いてしまう犬もいるので
気を付けたい病気なのです。

肛門絞りの方法

「肛門絞りなんて初めて知ったからやり方がわからない」
「どうやって絞ればいいのかわからない」

お尻のケアを試したことがない人もいると思うので
詳しく紹介したいと思います。

ちょっと汚いお話になりますが愛犬の為なので
しっかりと読んでくださいね。

用意するものはウェットティッシュと乾いたティッシュです。
乾いたティッシュは分泌液が飛び散らないように使います。

手を汚したくないという人はビニール手袋などを用意しておきましょう。
(ちなみに分泌液は物凄く臭いです)

準備が出来たらまずは犬を捕まえます。
肛門を絞られることに慣れていない犬は暴れると思うので
家族に支えてもらうなどして犬が動けないように固定しましょう。

しっぽをあげるなどして肛門が見える状態にします。
肛門を時計の中心だと思って
4時と8時の位置を親指と人差し指で抑え
押し上げるように優しく肛門に向けて力を入れます。

分泌液が用意したティッシュで分泌液を受け取り
臭いが広がると嫌なのですぐに捨てます。
乾いたティッシュで肛門を拭くと痛がる可能性があるので
ウェットティッシュで優しくお尻を拭きとってあげましょう。

出来れば室内でなくお風呂に入れた時に
浴室で肛門絞りを行うことが理想かもしれません。
(部屋に匂いが染みつく心配もないので)

まとめ

今回は犬のお尻のケアについて紹介しました。
今まで実践したことがない人がいたのであれば
愛犬の肛門嚢に分泌液が溜まっていないかチェックしましょう。

肛門絞り以外にも、愛犬の体調ケアは大切です。
これらの記事を合わせて読んで、愛犬の健康をサポートしてあげましょう!

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