あなたは飼っているペットのトリミングはしていますか?
デザインカットをしたりすると愛犬や愛猫が可愛くなって飼い主的にはうれしいですよね。
しかし犬や猫は毛を切られることに対してどのように思っているのでしょうか。
犬や猫は季節ごとに自分で毛の量を調整できる種類のものがいますが、それらの種類は犬や猫がトリミングする必要があるのでしょうか。
またトリミングで事故が発生することもあるので、それらに注目して知識を紹介させて頂きます。
ペットを飼っている人は必ずチェックして下さい!
Contents
トリミングとは
トリミングとは、「毛をカットしてきれいに整える」という意味です。
トリマーの名前がついた理由はトリミングをする人なのでそのままトリマーと言われています。
毛が伸びすぎてしまったペットの毛をカットしたり毛玉をほどいたりするなどしてペットの清潔感を向上させる行為ですね。
グルーミングとどう違うの?
似たようなペット用語にグルーミングという言葉がありますが、グルーミングとトリミングは似て非なるものです。
グルーミングは全身を手入れし、清潔にすることを意味しているのでグルーミングの種類の中にトリミングがあると考えてもらえると理解しやすいと思います。
グルーミングの種類は大まかにこれだけあります。
- ブラッシング
- 無駄な毛をブラシで落とし、毛並みを整える事です。
- 爪切り
- 爪が伸びすぎている時に生活しやすいようにカットします。
- 歯磨き
- ペットも虫歯になる可能性があるので清潔にするために磨きます。
- トリミング
- トリミングの説明を参照。
これらの種類をすべてひっくるめてグルーミングを言われています。
家で行う歯磨きやブラッシングもグルーミングだったんですね!
犬にトリミングの必要はある?
トリミングの概要について解説させて頂いたので、犬のトリミングについて説明をさせて頂きます。
そもそも犬にトリミングは必要なのでしょうか。
結果からいうと「犬種による」が答えです。
毛の生え変わりなどがあり、気候に対応することが出来る犬であればトリミングは必要ありません。
しかし、トリミングが必要な犬種もいます。
今回はトリミングが必要な犬種を紹介させて頂くのであなたの愛犬がこれらに当てはまるのかどうかを確認してみましょう!
もちろん当てはまったからと言って、絶対トリミングをしなければいけないという事ではありませんのでご安心ください!
トリミングが必要な犬種
それではトリミングをオススメしている犬種について紹介させて頂きます。
- シーズー
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- プードル
- シュナウザー
- ビションフリーゼ
- エアデールテリア
- ワイヤーフォックステリア
- スパニエル系
基本的に毛の生え変わる習性のない犬にトリミングが必要です。
ダックスやシェルティーといったダブルコート(二層毛)の犬にはトリミングが基本的に必要ありません。
猫にトリミングの必要はある?
猫を飼っているあなたが知りたい、トリミングの必要性。
SNSなどで猫の毛を可愛くカットして愛でている投稿をよく目にしますが猫にトリミングは必要ありません。
なぜ必要ないのかという理由は次の項目で説明させて頂きます。
トリミングは不要!
猫は自分でトリミングが出来るので人間がトリミングをする必要はありません。
体毛を自分で舐めたりすることで汚れを落とすことも出来ますし、体毛が伸びすぎて邪魔ということはありません。
可愛いからと言ってデザインカットしてしまうと猫がストレスを貯めこんでしまいます。
事故が多いトリミング
実はペットショップやグルーミングの専門店にトリミングを依頼すると、契約書に「ペットが暴れて事故に繋がっても責任は負いかねる」という記述があります。
これはペットが暴れて事故につながる事が頻繁にあるということを暗示しています。
それほどペットにとって知らない環境でのトリミングはストレスが多いのです。
死亡事故もある
元気な4歳の猫をトリミング依頼すると、体調を崩して帰ってきた。
泡を吹いて死亡した事故があったそうです。
医師の「肺に水が入らないとこんな死に方はしない」という意見からトリミングの最中に水が大量に肺に入ったのではないかと言われています。
トリミングの事故はこれ以外にもたくさんあり、怪我をしたり最悪のケースで死亡する事故もあります。
大切なペットを預けてトリミングをしているのに残念な結果になってしまうのは悲しいですよね。
トリミング以外にも悲しい事件は沢山起こっています。
これらの記事も併せて読んでみてください。
まとめ
ペットのトリミングについての知識を紹介させて頂きました。
トリミングは必ずしも必要というものではないので、ペットの気持ちを考えてトリミングをするかどうかを判断してください。
また、トリミングをしたとしても必ずしも犬や猫が綺麗になるという保証はありません。
トリミングをして美しくなる,可愛くなるのは元々の毛並みが良い動物だけです。
あなたの愛犬,愛猫の毛並みは良いですか?悪いですか?
トリミングをした時に可愛くなることが出来るように、普段からケアをする必要があります。